記事教材に文章力磨く 丹波市立看護専門学校 本紙社員が授業
2019年05月10日
新聞記事を用いて文章力を磨く授業が5月9日、丹波市柏原町柏原の市立看護専門学校であり、2年生36人が受講した。神戸新聞NIX推進部の三好正文アドバイザーが講師を務めた。
NIXは、NIE(教育に新聞を)やNIB(ビジネスに新聞を)などあらゆる世代で新聞活用を図る取り組みで、神戸新聞記者が県内各地で授業や講演を続けている。三好アドバイザーは、記事に見出しを付けたり、要約文を考えたりする実践を通して文章の骨格のつかみ方を説明した。また、医療・看護分野での活躍を目指す学生らに「地域のニュースを知れば、患者とのコミュニケーション力がアップする」と呼び掛けた。
梶綾さん(20)は「限られた字数で内容を正確に伝えるのは難しいと感じた。一つ一つの言葉を大切にしたい」と話していた。=10日付朝刊丹波版
[写真説明]三好アドバイザーの話を聴く学生たち=丹波市立看護専門学校