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世界でただ一つの「自分新聞」づくり 神戸で教室

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   神戸市中央区の市立三宮図書館で5月6日、「親子新聞教室」があり、小学生とその親ら21人が家族旅行の思い出などを紹介する新聞づくりに取り組んだ。

    同図書館の主催。本や新聞に親しみ、情報の上手な使い方を勉強してもらおうと企画された。

 神戸新聞社の三上彰規記者は、取材用のデジタル一眼レフカメラでレンズ交換しながら、写真を撮るコツを指導。小学生の目を接写レンズでクローズアップ撮影した画像をスクリーンに映すと「まつ毛までよく見える」と歓声が上がった。小学生はカメラを手にして「重たいけど、きれいに写るんだ」と興味津々だった。

 続いて、三上記者は、家族との思い出を記事にまとめ、見出しをつけて紙面編集する新聞づくりについて説明。紙面編集では、子どもたちは父母らと相談しながら写真を選び、見出しや記事をレイアウト用紙に書き込んだ。

   神戸新聞の号外編集車「めぐる君」が出動。参加者が車内を見学している間に、親子新聞教室の様子を伝える号外を発行した。