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阪神・淡路大震災 朝日中授業で被災経験語る 本紙・三好アドバイザー

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 阪神・淡路大震災をテーマにした授業がこのほど、姫路市網干区坂出の朝日中学校であった。1年生39人が参加し、神戸新聞NIX推進部の三好正文アドバイザーの話に耳を傾けた。

 NIXは、NIE(教育に新聞を)やNIB(ビジネスに新聞を)などあらゆる世代で新聞活用を図る取り組み。三好アドバイザーは1995年1月17日の阪神・淡路大震災当日、全壊した神戸・三宮の本社で宿直勤務だった。当時の被災状況をスライドで解説し、「一つ一つの災害から教訓を学び、命を守ることが大事」と呼び掛けた。=3月20日付朝刊姫路版

生徒の感想 「ぼくが生きている間に南海トラフ巨大地震などの大災害が必ず起こる。どういう行動をとって生き残るかをしっかり考えたい」「地震の知識をもって、お母さんお父さんより早く死んでしまわないようにしっかりと自分で命を守りたい」