NIEニュース

記者の仕事と新聞製作学ぶ 青雲中2年生180人 洲本

青雲中.jpg 新聞ができるまでの過程や記者の仕事について学ぶ授業が5日、洲本市の青雲中学校であった。2年生約180人が参加し、三好正文・神戸新聞パートナーセンター長から取材の現場や新聞の役割について学んだ。
 同センターはNIE(教育に新聞を)授業や、まちの課題解決を目指す地域連携事業を県内各地で展開している。
 三好センター長は記者の日々の仕事や、取材から紙面編集、印刷、配達までの新聞発行の流れについて説明。「弱者を守り、人の命を守るのが新聞の役割。常に言葉を大切にしている」などと強調した。
 生徒たちはその後、実際に新聞を読んで興味を持った記事について感想を文章にまとめた。藤川紗綺さん(13)は「弱い人を守る、という言葉が印象に残った。新聞にあまり親しみがなかったが、これからは読んでみたい」と話していた。