関西看護医療大で記事の読み方、書き方解説
2018年04月11日
関西看護医療大学(淡路市志筑)で10日、神戸新聞社の記者らによるリレー講座が始まった。初回は三好正文・パートナーセンター長が登壇。「文章力がアップする20のポイント」をテーマに講義した=写真。
本紙の大学連携の一環。「言語情報リテラシー」分野の前期15コマの授業を記者らが担当。新聞記事を教材に、情報の伝達▽読解力▽文章力―の向上を目指す。
この日は、2年生28人が受講。三好パートナーセンター長が、見出しを付ける作業の実践を通して記事の要点のつかみ方を解説。漢字とひらがなの使い分けや接続詞の使い方、改行の仕方など、読みやすい文章を書くノウハウを伝授した。また、医療・看護分野での活躍を目指す学生が受講していることを踏まえ「地域のさまざまなことを知っておくと、患者とのコミュニケーション力がアップする」と話し、情報源としての新聞の活用を呼び掛けた。