5年生が壁新聞作り 神戸・星和台小
2017年10月27日
関心のある新聞記事を切り抜き、持ち寄って大きな壁新聞を作る「まわしよみ新聞」の授業が10月17日、神戸市立星和台小学校(北区、長永憲和校長)であり、三好正文・神戸新聞パートナーセンター長が5年生52人に指導した。
同センターのNIE(教育に新聞を)活動の一環。この日は保護者や地域住民が参観する「学校公開ディ」で、児童は記者の取材から新聞ができるまでを映像で学んだ後、10班に分かれて壁新聞作りに取り組んだ。
神戸新聞鈴蘭台南専売所の脇水均所長も指導に加わる中、各紙の朝刊や神戸新聞の子ども新聞「週刊まなびー」などから切り抜いた記事を貼っていき、最後は班ごとに新聞名やトップ記事を決めた理由を発表し合った。
陸上100mの桐生祥秀選手などスポーツ記事を集めた「黄金伝説新聞」、平和な世の中になってほしいとの願いを込めて北朝鮮問題を扱った「大吉新聞」のほか、いじめのない社会にと中学生の自殺問題を取り上げた〝社会派〟の作品など、どれも児童の感性豊かな壁新聞が出来上がった。