新聞づくりの流れ学ぶ 鳴尾高で本紙社員授業 西宮
2017年06月02日
新聞記者の仕事や新聞づくりを学ぶ授業がこのほど、西宮市の鳴尾高校であり、総合人間類型の1、2年生80人が参加した。三好正文・神戸新聞パートナーセンター長が講師を務めた。
同センターは、県内各地の課題解決を目指す地域連携事業や、NIE(教育に新聞を)授業などを手掛けている。
授業では、2年生がインタビュー。「記者に必要な資質は」との質問に、三好センター長は「まず、聞き上手になること」と答えていた。誘拐事件のときの「報道協定」についての質問もあった。
続いて、1年生が加わって、記者の仕事や記事の書き方のほか、動画を見ながら神戸新聞ができるまでの流れなどを学んだ。三好センター長は「人命や社会的弱者を守るのが新聞社の使命」などと話した。