2011.01.06
阪神・淡路大震災で壊れた掛け時計が、神戸市内で小料理屋を営む姉弟を見守っている。ノウハウを持たずに店を継いだのは1994年1月。激震で店は傾き、途方に暮れる中、がれきから父の形見が見つかった。文字盤が指した時刻は「5時46分」。再開した店に立て掛け、間もなく丸16年。初めての客には、「うちらが再出発した時間なんです」と答えている。
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■震災16年「感謝の種、心に咲いた」 遺族代表の小河さん
■「トリアージ」に対応 4色救助品広がる
■償還期限を3年延長 阪神・淡路大震災の援護資金
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