神戸新聞情報文化懇話会９月例会は、兵庫県立芸術文化センター芸術監督を務める世界的指揮者佐渡裕さんを講師に迎え「佐渡裕がオペラの魅力を語り尽くします！」と題してトークとミニコンサートをお楽しみいただきます。
　佐渡裕さんは京都市立芸術大学卒業後、1987年アメリカのタングルウッド音楽祭に参加。その後、故レナード・バーンスタイン、小澤征爾らに師事し、89年には新進指揮者の登竜門として権威あるブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。95年にはレナード・バーンスタイン・エルサレム国際指揮者コンクールで優勝し「レナード・バーンスタイン桂冠指揮者」の称号を授与される。2015年よりオーストリアで110年以上の歴史を持つトーンキュンストラー管弦楽団音楽監督。欧州の拠点をウィーンに置き、パリ管弦楽団、ケルンWDR交響楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、BBCフィルハーモニックなど、一流オーケストラへの客演を毎年、多数重ねている。11年にバイエルン国立歌劇場管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、13年にロンドン交響楽団、北ドイツ放送交響楽団にもデビューを果たすなど、欧州での活躍は目覚ましく絶大な人気を誇る。また2015年まで「題名のない音楽会」（テレビ朝日系列）の司会者を7 年半務めた。