神戸新聞情報文化懇話会８月例会は、神戸大学学長の藤澤　正人さんを講師に迎え「デジタル・ロボット技術が開く未来医療」と題してお話しいただきます。
　藤澤さんは1960年神崎郡生まれ。84年神戸大学医学部を卒業。泌尿器科学専攻。89年同大学大学院医学研究科博士課程を修了し医学博士取得。90年より渡米し研究に従事。92年より神戸大学医学部附属病院助手、2001年に同大学医学部附属病院講師、02年より川崎医科大学教授。05年より神戸大学大学院医学系研究科教授、14年同大学医学部附属病院長、18年に同大学学長補佐、同大学大学院医学研究科長、医学部長を歴任し、今年4月に国立大学法人神戸大学長就任。臨床医として前立腺癌等の泌尿器悪性腫瘍、生殖内分泌、腎移植等の診療・研究に取り組み、昨年末、企業と連携して開発に取り組んだ国産初の手術支援ロボット「hinotori（ヒノトリ）」を用いた世界初の手術を行った。未来の医療としてのデジタル医療・遠隔医療技術の開発にも力を注いでいる。