過去の例会について
2019年4月例会

「2018年の連続災害など防災に関する最新情報」
阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター長
関西大学理事・社会安全センター長・特別任命教授
  河田 惠昭氏

 神戸新聞情報文化懇話会の4月例会が24日、神戸市中央区のホテルオークラ神戸で開催しました。防災・減災研究の第一人者で、人と防災未来センター長の河田恵昭(よしあき)さんが「2018年の連続災害など防災に関する最新情報」と題して講演しました。
 河田さんは2002年に同センター長に就任。関西大社会安全研究センター長・特別任命教授も務め、政府の中央防災会議防災対策実行会議委員を担い、18年の神戸新聞平和賞受賞など数々の受賞歴があります。
 昨年は大阪府北部地震をはじめ西日本豪雨、台風21号、北海道地震などが相次ぎ、これらの災害から浮かんだ特徴的な課題を紹介。大阪では朝のラッシュ時に地震が起き、鉄道や高速道路などの公共交通がまひした。西日本豪雨は避難指示・勧告の発令が実際の避難行動に結び付きにくいことを露呈。暴風と高潮を伴う台風が引き起こす被害は「忘れ去られていた」と語りました。
 河田さんは「情報技術の発達などで災害に対する文明は発展しているが、災害の文化は広く根付いていない」と指摘。「南海トラフ巨大地震の発生確率が高いといっても、関心を持たなければ意味がない。『災害が起きるかもしれない』と意識することが重要だ」と訴えました。

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