「"朝ドラ"べっぴんさんの作り方」
脚本家
渡辺 千穂 氏
NHKプロデューサー
三鬼 一希 氏
神戸新聞情報文化懇話会の3月例会は21日、ANAクラウンプラザホテル神戸で開催しました。NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」の脚本家渡辺千穂さんと、NHKチーフプロデューサーの三鬼(みき)一希さんを講師にお迎えし、「〝朝ドラ〟べっぴんさんの作り方」と題して、トークショー形式で講演頂きました。
渡辺さんは東京都出身。2002年に脚本家としてデビュー。三鬼さんは奈良県出身。94年にNHKに入社し「べっぴんさん」の制作統括を担っています。
神戸の子ども服メーカーのファミリアをドラマの題材として三鬼さんから提案されたとき、渡辺さんはちょうど第1子の妊娠がわかった後。「自分にぴったりだと思った」と当時を振り返りました。
三鬼さんは「神戸という復興の土地が舞台。戦後、力強く立ち上がった女性たちがいたことを見てほしかった」と話されました。
渡辺さんは「制作陣の思いを詰め込んだ。主人公らが思いを周りに伝えていく様子を見届けてもらえたら」と結びました。
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