「社員のやる気を
劇的にあげる
3つの方法」
一橋大学特任教授
西山昭彦氏
神戸新聞情報文化懇話会の12月例会は16日、神戸市中央区のANAクラウンプラザホテル神戸で開催。一橋大学特任教授の西山昭彦さんに「社員のやる気を劇的にあげる3つの方法」をテーマに講演頂きました。
西山教授は、東京ガスに入社後、法政大学大学院の客員教授などを経て、2013年より現職。マーケティングや人材開発などの企業経営を研究しています。
講演では、やる気を引き出す三つの方法として、「社員に達成感や成長の実感を与えること」「褒めて叱ること」「仕事の価値を教えること」を挙げました。
「経営者は、社員に仕事のノウハウだけでなく、人生観や物事の価値観を教えることが大切」と説明。経営者自身が多種多様なことを体験し、世界中の出来事を自分なりに読み解く力を身につけるよう呼び掛けました。
コミュニケーションや自己表現が苦手とされる若年層の社員に対しては、「きつく怒られることに慣れていないし、ストレス耐性もない。彼ら世代に合わせ、褒めて手を掛けて育成すべき」と述べました。
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