過去の例会について
2014年6月例会

「異常気象と私たちの暮らし」
気象予報士・防災士 
斎藤義雄氏

  神戸新聞情報文化懇話会6月例会は25日、神戸市中央区の神戸メリケンパークオリエンタルホテルで開かれ、気象予報士で防災士の斎藤義雄さんに「異常気象と私たちの暮らし」と題してご講演頂きました。


  斎藤さんはアパレルメーカー勤務を経て、1995年に気象予報士として登録。テレビのお天気コーナーやラジオに出演されています。


  講演では地球温暖化にふれ、「今世紀末までに平均気温が2、3度上がるのでは」と指摘。「神戸は九州より南くらいの気温になり、農業や漁業に影響が出てくる。例えばミカンは西日本でなく関東から東北が主たる生産地になる」と話しました。


  近年多発する都市部での〝ゲリラ豪雨〟については「下水がはけきれず、洗濯機と風呂場の排水溝、ドアの隙間から家の中に入ってくる」とし、「ガムテープと重りで目張りして防げる場合もあるが、それで無理ならすぐに逃げて」とアドバイス。災害時の避難意識の向上なども分かりやすく解説しました。

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