いつまでも若々しく!
老けないための簡単・楽しい予防運動
筑波スポーツ科学研究所
研究員 大塚 真里子氏
神戸新聞情報文化懇話会の10月例会が18日、神戸市中央区の神戸ポートピアホテルであり、筑波スポーツ科学研究所研究員の大塚真里子氏が「いつまでも若々しく! 老けないための簡単・楽しい予防運動」と題して講演しました。
大塚氏は東京都出身。3歳からモダンバレエを始め、日本体育大学入学後は幅広くスポーツを学びました。現在はNPO法人「健康寺子屋」(東京)専属インストラクターとして、さまざまな世代に日常生活の中で体を動かす楽しさを伝えています。
講演では、年を取っても元気に過ごすために効果がある運動について解説。「寝たきりになる原因として、男性はメタボ、女性は骨粗しょう症が多い。運動、栄養、休息を上手に組み合わせ、取り入れるのが大切」と話しました。
効果的な運動としては、関節を柔らかくするストレッチや筋力アップトレーニングなどを実技で紹介。参加者に手足や肩の関節を伸ばす運動や片足立ちに挑戦してもらい、「場所も時間もいらないが、毎日続ければ効果がある」と実践を呼び掛けました。
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