神戸新聞情報文化懇話会６月例会は、元中国特命全権大使で中国問題のコメンテーターとして活躍されている垂秀夫さんを講師に迎え、「習近平中国をどう見るか」と題してお話しいただきます。
　垂秀夫さんは1961年大阪府出身で、85年に京都大学法学部卒業後、外務省に入省。86年に南京大学、88年にはカリフォルニア大学サンディエゴ校に留学し、89年に在中華人共和国日本国大使館二等書記官、95年には一等書記官。99年には在香港日本国総領事館領事を務め、08年外務省アジア大洋州局中国・モンゴル課長などを経て、11年に在中華人民共和国日本国大使館公使。外務省大臣官房総務課長、大臣官房審議官（アジア大洋州局）、外務省領事局長、外務省大臣官房長などを歴任し、20年に中華人民共和国特命全権大使。23年に外務省退官後、24年に立命館大学教授、慶應義塾大学総合政策学部特別招聘教授などに就任。24年には台湾の「大綬景星勲章」を授与された。