「アニメーション映画における美術監督の仕事について」
アニメーション映画・美術家
山本 二三 氏
神戸新聞情報文化懇話会6月例会は、スタジオジブリの数々の名作で背景画を担当したアニメーション映画・美術家の山本二三(やまもと・にぞう)さんを講師に迎え、「アニメーション映画における美術監督の仕事について」の演題でお話しいただきます。
山本さんは1953年、長崎県五島市出身。宮崎駿監督が初めて演出したテレビシリーズ『未来少年コナン』で初美術監督を務め、以降、「天空の城ラピュタ」「火垂るの墓」「もののけ姫」「時をかける少女」など、美術監督として数々の名作に携わる。迫力ある雲の描き方はファンの間で「二三雲」と呼ばれている。「日本のアニメーション美術の創造者 山本二三展」は、2011年から神戸を皮切りに全国を巡回し、累計入場者85万人を突破。画集等の著書も多数。18年夏、五島市に山本二三美術館がオープン。五島列島を描くライフワーク「五島百景」にも挑戦中。美術スタジオ「絵映舎」代表。五島市ふるさと大使、東京アニメーションカレッジ専門学校講師。
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