「疫病・災害と信仰-妖怪論の観点からー」
国際日本文化研究センター前所長
小松 和彦 氏
神戸新聞情報文化懇話会10月例会は、昨今のコロナ禍で注目を集める「アマビエ」など日本の妖怪研究の権威で、国際日本文化研究センター前所長の小松和彦(こまつ・かずひこ)さんを講師に迎え、「疫病・災害と信仰-妖怪論の観点から-」の演題でお話しいただきます。
小松さんは1947年東京都生まれ。東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学。信州大学講師および助教授、大阪大学文学部助教授及び教授、国際日本文化研究センター教授、副所長を経て2020年3月まで所長。現在は名誉教授。専門は民俗学、文化人類学。1979年第10回澁澤賞(公益信託澁澤民族学振興基金)受賞。2013年紫綬褒章受章。16年文化功労者顕彰。主な著書に「妖怪学新考」(洋泉社MC)、「異界と日本人」(角川ソフィア文庫)、「鬼と日本人」(角川ソフィア文庫)、「妖怪文化入門」(角川ソフィア文庫)、「百鬼夜行絵巻の謎」(集英社ビジュアル新書)、「日本妖怪学大全」(小学館、編著)、「妖怪文化研究の最前線」(せりか書房、編著)、「いざなぎ流の研究」(角川学芸出版)、「『伝説』はなぜ生まれたか」(角川学芸出版)など多数。
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