神戸新聞情報文化懇話会12月例会は、女優の岩下志麻さんを講師に迎え、共同通信編集委員の立花珠樹さんによるインタビュー形式のトークショーでお送りします。
　岩下さんは東京都出身で1958年、NHK「バス通り裏」でデビュー。60年に松竹入社。66年に映画監督の篠田正浩氏と結婚し独立プロ「表現社」を設立。代表作は「秋刀魚の味」「五辮の椿」（ブルーリボン主演女優賞）。「はなれ瞽女おりん」（第１回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞）など。シリーズ「極道の妻たち」は８作品に主演。日本メナード化粧品専属モデル47年目（ギネス登録）。紫綬褒章（2004年）。旭日章綬章（12年）。
　立花さんは1974年共同通信社に入社。文化部芸能担当記者、文化部長、編集委員室長を経て2010年から現職。1990年代から黒澤明監督、渥美清さん、三国連太郎さん、高倉健さんら多くの映画人を現場で取材。近年は吉永小百合さんをはじめ、香川京子さん、若尾文子さん、岩下志麻さんら日本映画を支えてきた映画人のロングインタビューも。