「『はやぶさ』が挑んだ
人類初の往復宇宙飛行」
宇宙航空研究開発機構
教授 川口淳一郎さん
神戸新聞情報文化懇話会は23日午後3時半から、宇宙航空研究開発機構教授の川口淳一郎(かわぐち・じゅんいちろう)さんを講師に招き、神戸メリケンパークオリエンタルホテル(中央区波止場町)で新春例会を開く。
テーマは「『はやぶさ』が挑んだ人類初の往復の宇宙飛行、その7年間の歩み」。川口さんは1978年、京都大学工学部卒。83年に東京大学大学院工学系研究科航空学専攻博士課程を修了し、旧文部省宇宙科学研究所に助手として着任。助教授を経て2000年から教授。現在は独立行政法人宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所宇宙航行システム研究系教授・研究主幹。ハレー彗星(すいせい)探査機「さきがけ」、火星探査機「のぞみ」などのミッションに携わり、1996年から2011年9月まで、小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトマネジャーを務めた。
例会への出席は会員か代理に限るが、会場で新規入会も受け付ける(会費月1万円、3カ月前納制)。同懇話会事務局TEL078・362・7057