教員によるNIE実践

まちづくり、今昔の地図から考察 網干高2年生30人授業

Z080319000000326.jpg■新聞記事など参考

 学校教育に新聞を活用する「NIE(教育に新聞を)」の授業が、姫路市網干区新在家の網干高校であった。2年生約30人が都市計画をテーマに、マンション建設などに関する新聞記事を取り上げ、まちづくりについて考えた。

 同校は日本新聞協会のNIE実践指定校。生徒たちは同校のNIE担当、佐々木浩二教諭(54)らの指導を受け、1年間、地域の防災や農業、自然、環境などについて学んできた。

 今回の授業は「地理総合」の一環で、生徒らは神戸市や姫路市、たつの市など自治体別に7班に分かれて臨んだ。まず、それぞれのまちの約100年前と現在の地図を見比べ、道路や橋、埋め立て地などの変容ぶりを確認した。その上で現在のまちの姿になった理由や、まちづくりに携わった昔の人たちの思いなどを探った。

 姫路市のグループは、昔の地図には書写山ロープウエーや市川大橋などがなかったことを指摘した。「姫路のまちは、生活の利便性向上や観光客の呼び込み、子どもの人口増などを視野に入れて開発され、発展した」とまとめた。

 神戸市を担当した丸谷翔大(しょうた)さん(17)は「まちの将来像を考察するには、昔の人がなぜ今の姿にしたのか、ということを推察する必要があると感じた」と話した。(西尾和高)=3月9日付神戸新聞朝刊姫路版

[写真説明] 昔と今の地図を見比べながら、まちづくりについて考える生徒たち=姫路市網干区新在家、網干高校