時事通信社神戸総局長の清水泰至(やすのり)さんが1月29日、神戸市垂水区の愛徳学園高校で「ニュースを題材に、正解のない問題と向き合う~私たちは人工知能(AI)と暮らせるのか~」をテーマに講演した。参加した1年生19人に「ニュースに関心を持ち、普段から考え続けて」と語りかけた。
愛徳学園は、日本新聞協会のNIE実践指定校。
清水さんは、生成AIは文書や画像・動画などを自在に作り出せる一方で、電力を大量に消費する課題に言及した。生徒はグループに分かれて討論し、「利用者にスマートフォンの料金を上乗せする」「省電力のAIを開発」などのアイデアを発表した。
清水さんは「自動運転の車に乗りたいか。その理由は」など、新聞記事を下地にさまざまな問いを投げかけ、生徒に考えを述べさせた。その上で「正解のない問題で、決断を迫られるシーンが出てくる。そのときに自分の意見を言えることが大切」と訴えた。
山根朋夏さん(16)は「自分が正しいと思うのではなく、他人の意見を聞き、最適な答えを出していきたい」と話した。(網 麻子)=2月10日付神戸新聞朝刊神戸版
[写真説明] AIとの共存をテーマに講演する清水泰至さん=愛徳学園高校
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