
神戸新聞で連載されていた創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」の掲載紙面を使ってバッグを手作りするワークショップが2月5日、神戸市東灘区住吉本町1の甲南小学校であった。4年生約60人が、思い思いの一品を作り上げた。
新聞紙とでんぷんのりだけで作る「しまんと新聞ばっぐ」。高知・四万十川流域の住民らが考案し、地元NPO法人が普及を進める。この日は、同法人の研修を受け、インストラクターの資格を持つ高村典子さん(京都市)が講師を務めた。
高村さんは1月下旬、横浜市であった市民メディアの会「メディフェス横浜2026」の実行委員。同フェスで、昨年夏の「第30回NIE全国大会神戸大会」で発表されたNIE関連ポスターの一部を展示することになり、甲南小に借りに行った縁で今回のワークが実現した。
素材には、兵庫編が昨年2月まで掲載された「かなしきデブ猫ちゃん」(文・早見和真さん、絵・かのうかりんさん)の紙面を使った。
児童たちは、ちょっぴりハードボイルドな主人公マルが、兵庫県内各地を旅する姿が図柄になるようバッグ作りに挑戦。高村さんに教わりながら新聞を折り込み、のりづけして完成させた。
参加した小谷愛さん(9)は「バッグにフルーツを入れて、おばあちゃんや友達の家に行きたい」と話した。
三好 正文(神戸新聞NIE・NIB推進部シニアアドバイザー)(2026年2月5日)
[写真説明]「かなしきデブ猫ちゃん」の連載紙面でバッグを作る児童たち=甲南小学校
