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情報の整理・まとめ方を伝授 山崎高校1年生120人に出前授業

サイト向け山崎高校出前授業.jpg 推進協事務局長が講師に

 山崎高校(宍粟市山崎町加生)で、「情報の整理・まとめ方」をテーマにした出前授業があり、1年生約120人が参加した。同校は日本新聞協会のNIE実践指定校。県NIE推進協議会の網麻子事務局長が講師を務めた。

 生徒らは「総合的な探究の時間」で、市の特産物や文化、身近な店などについて関わる人を取材し、まとめる地域研究に取り組む。出前授業は、この研究に生かしてもらう狙い。

 網事務局長は、取材や新聞記事の基本は▽いつ▽どこで▽誰が▽何を▽なぜ▽どのように―の「5W1H」で、見出しは「究極の要約」で10字程度などと説明した。

 地域の人へのインタビューは、あらかじめ質問を考え、相手との会話を楽しむと強調。「分かりやすく伝えるため、5W1Hを意識し情報をまとめる。プレゼンテーションの資料作成では、ひと目で内容の分かる見出しを工夫しよう」などと呼びかけた。

 小林楓さん(16)は「パン店のインタビューは、おしゃべりを楽しむつもりでやりたい。相手の答えに対しさらに深く尋ねたりもしたい」と意気込んでいた。=神戸新聞12月13日付朝刊西播版

[写真説明] 情報の整理やまとめ方について伝えた出前授業=山崎高校

 ※「わたしの感想NIE」に生徒のみなさんの感想を掲載しています。