
神戸新聞元記者が講師に
日本新聞協会のNIE実践指定校の猪名川町立楊津(ようしん)小学校(同町木津)で、校内での新聞作りのポイントを伝える出前授業があった。県NIE推進協議会の網麻子事務局長が講師を務め、1~3年生15人と4年生3人に新聞記事の特徴や見出しについて教えた。
1~3年の授業ではまず、子どもたちが神戸新聞社発行の「写真ニュース」から興味や関心のある記事を選んで発表した。網事務局長は、記事の基本は▽いつ▽どこで▽誰が▽何を▽なぜ▽どのように―の「5W1H」で、見出しは10字程度で伝えたいことがひと目で分かるように工夫していると説明した。
また、一つの新聞に複数の記事を書く場合は、事前にそれぞれの内容を考えることが大切で、記事と見出しと写真はセットだと解説。「生き物を観察し印象に残ったことや、運動会などで楽しかったことを、5W1Hを押さえて分かりやすく、自分の言葉で伝えよう」と語った。=12月2日付神戸新聞朝刊阪神版
[写真説明] 写真ニュースから興味のある記事を探す子どもら=猪名川町木津
