神戸新聞アドバイザーが講師に
六甲山麓にある鶴甲地区(神戸市灘区)の魅力や課題について、地元の同市立鶴甲小学校6年生58人が住民インタビューするのを前に、11月19日、同校で、質問の仕方や記事の書き方を学ぶ出前授業があった。同校は日本新聞協会のNIE実践指定校。神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。
三好アドバイザーは「自身の地域を思う気持ちが大切」と話し、児童たちが鶴甲のよいところを発表した。「校区内に六甲山上に向かうケーブルカーの駅がある」「神戸市街地や瀬戸内海の眺めが美しい。時折、船のエンジン音が聞こえてくる」「住民が地域行事を大切にしている」などの声があがった。
インタビューの仕方について、三好アドバイザーは、具体的に聞く、変化を聞く、比較して聞く▽キーワードを逃さないーなどを挙げ、「地域の希望につながる記事を書いてほしい」と呼びかけた。写真の撮り方や見出しのつけ方も教えた。
住民インタビューは12月5日、県NIE推進協議会主催の公開授業を兼ねて同校で実施。児童たちが数人ずつの班に分かれて住民から話を聞き、新聞にまとめる。
[写真説明]鶴甲地区の魅力について話し合う児童たち=鶴甲小学校
※「わたしの感想NIE」に児童のみなさんの感想を掲載しています。
鶴甲小学校の公開授業のチラシはこちら
