教員によるNIE実践

【寄稿】西宮市立浜脇中学校が大阪・関西万博でNIE活動を発表

 西宮市立浜脇中学校が、大阪・関西万博でNIE活動の発表を行いました。同校の渋谷仁崇主幹教諭に内容や生徒の感想をご寄稿いただきました。

 浜脇中学校 渋谷仁崇主幹教諭

 大阪・関西万博内フェスティバルステーションで10月11日、「いのち宣言フェスティバル」にてNIE活動の発表を行いました。

 「いのち会議」が、いのち輝く未来社会のために人類がなすべきことを「いのち宣言」として人類全体に向かって発信し、2030年のSDGsの達成、および2030年以後の社会に向けた行動指針を示しました。フェスティバルでは、「いのち会議」の活動に関わった方々や、その理念に共感する人々を中心に、こどもや若者も交えて、ピッチやトーク、歌や演奏、ダンスなど、楽しく多彩な表現が繰り広げられました。「いのち宣言」の発出をともに祝うとともに、その後も世界の変革に向けて行動を続けていくことを、みんなで誓いました。

 その中で、浜脇中として「NIE活動『いのち輝くまちづくりを目指す、アイデアミーティング』」について、発表させていただきました。

【参加生徒 感想】

 私はこの発表を通して、NIEからの学びの多さを改めて実感しました。なぜなら、自分で話していくと、先生方の熱い思いや、先輩方のこれまでの努力の大きさを改めて痛感したからです。

 3年生の先輩方は、この大阪・関西万博を目標として3年間、一生懸命に努力を重ねて来られました。ですが、私たち1年生は今からがスタートです。先輩方からの伝統のバトンを引き継ぎ、私たち1年生がこの浜脇中学校の先輩となって、次の新しい1年生に安心してバトンタッチできるように、全力で取り組んでいきたいです。                         

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 僕は、今回の万博での発表を通して、スラスラと文章を言葉にする力、大勢の前で緊張せずに話す力を身につけることができました。いのち宣言フェスティバルで、たくさんの人に来ていただき、人生で初めての経験をすることができました。この経験を生かして、これから色々なことに挑戦しようと思いました。                                 

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 僕はこの万博で浜脇中のNIE活動を知っていただきとても嬉しく思い、とても良い経験でした。なぜなら僕は浜脇中学生としてこの活動を少しでも皆さんに伝えたいし僕自身もこんな滅多な経験はできないからです。この経験をふまえて僕はNIE活動の伝統を絶やさずもっと多くの人に知ってもらいたいという思いがさらに強くなりました。 

[写真説明]「いのち宣言フェスティバル」でNIE活動について発表する生徒ら=大阪市此花区の夢洲

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