神戸新聞アドバイザーが講師に
新聞から気になる記事を選び合い、レイアウトを考えて壁新聞を作る「まわしよみ新聞」の出前授業が9月16日、神戸市東灘区住吉本町1の甲南小学校であった。同校は日本新聞協会のNIE実践指定校。3年生52人が3~4人の班に分かれ、オリジナルの紙面を作り上げた。
神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。児童たちは最近の神戸新聞写真ニュースや朝日小学生新聞、毎日小学生新聞、読売KODOMO新聞から各自が興味をもった記事を選び、選んだ理由を発表し合った。続いて、トップ記事を何にするかを話し合い、模造紙に記事に貼り付け、感想などを書き添えていった。
大阪・関西万博の記事を選んだのは「もうすぐ閉幕するのがさびしいから」、夏の暑さ対策を選んだ児童は「まだまだ暑さが続くから大切なニュースだと思った」、米国のイラン核施設空爆を選んだのは「いいことか悪いことか分からないから」。子どもたちの記事選びのセンスが光った。
「まだまだ暑いよ」と書き込み、涼感漂う折り紙数点を貼り付けた新聞もあった。
[写真㊤]まわしよみ新聞を作る3年生たち=甲南小学校[写真㊧㊦]児童の作品の一例
※「わたしの感想NIE」に児童のみなさんの感想を掲載しています。