記者派遣

新聞の読み方学ぶ 明石・大蔵中生

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神戸新聞アドバイザーが講師に

 新聞の読み方を学ぶ出前授業が6月27日、明石市西朝霧丘4の大蔵中学校であり、特別支援学級のぞみの1~3年生3人が参加した。同校は日本新聞協会のNIE実践指定校。神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。

 授業では、新聞記事の多くは、初めに結論を書く「逆三角形スタイル」なので、見出しと前文だけ読めばきのうの出来事がおおよそ分かる▽新聞は一覧性が特長で、関心のない分野の記事も目に入ってくるーなど、新聞の特長を学んだ。

 最近の気になるニュースを発表したり、明石城や明石海峡大橋をPRする見出しを考えたりするワークショップもあった。

 三好アドバイザーは「ウクライナの人たちが今どんな生活をしているか想像してみよう。世の中の出来事を知って伝えることが大切」と強調した。

 生徒たちは、新聞やこの日の授業で知ったことを校区の小学生に伝える取り組みを「第30回NIE全国大会神戸大会」(7月31日~8月1日、神戸)でポスター発表する。

[写真説明]新聞の読み方を学んだ出前授業=大蔵中学校

※「わたしの感想NIE」に生徒のみなさんの感想を掲載しています。