記者派遣

記事切り貼り、新聞作り 明石・中崎小 感想や絵書き添え完成

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神戸新聞アドバイザーが講師に

 新聞から気になる記事を選び、組み合わせて壁新聞を作る「まわしよみ新聞」の授業が6月20日、中崎小学校(明石市中崎1)であった。4年生約70人が4人ずつに分かれ、班ごとに話し合って個性あふれる紙面を作った。

 講師は、神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザーが務めた。児童たちは神戸新聞写真ニュースなどから記事を切り取り、模造紙に貼っていった。新聞のタイトルも考え、記事の感想やイラストを書き添えた。

 大阪・関西万博に関する記事を選ぶ班が多く、米大リーグの大谷翔平選手やトランプ米大統領の記事をトップニュースにする班も。阪神・淡路大震災の写真を並べて作った紙面もあった。

 万博の記事をトップに、マンガコーナーもある「わくわく新聞」を作った貴傳名(きでな)玲香さん(9)は「大人や男子、女子が楽しめるようバランスを考えた」。奥郁人(ふみと)さん(9)は「どこにどんな記事を置くか、めっちゃ考えた」と話した。(森 信弘)=6月23日付神戸新聞朝刊明石版

[写真説明]記事を選んで壁新聞を作る児童たち=中崎小学校

※「わたしの感想NIE」に児童のみなさんの感想を掲載しています。