新聞記者から取材のこつを学ぶ講座が6月20日、西宮市上ケ原一番町の関西学院大学であり、新聞総部の新入部員14人を含む計17人が参加した。神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。
「関西学院大学新聞」を発行する同部が、取材の仕方や記事の書き方、ニュース写真撮影のポイントなどをあらためて学ぼうーと毎年この時期に開いている。
三好アドバイザーは、インタビュー取材では「具体的に聞く、変化を聞く、比較して聞くのが大切」、インタビュー写真の撮影では「少し上から撮ると訴えかける雰囲気に、下から撮ると落ち着いた雰囲気になる」などと説明した。
記事の書き方では、初めに結論を書く「逆三角形」スタイルを基本とし、「具体的に書くことで記事の正確性を、ディテール(細かいところ)を書くことで記事の豊かさを担保しよう」と呼びかけた。
ニュース写真の撮り方のポイントとして、テーマに沿ったものをいろいろ入れる▽目的によって取り方を変える▽アップとルーズ(ロング)で伝えるーなどを挙げた。
※関西学院大学新聞総部は部の取り組みについて、今年夏の「第30回NIE全国大会神戸大会」でポスター発表する。
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