神戸新聞アドバイザーが講師に
中学生が互いの特技や趣味などをインタビューして記事にまとめる授業が、芦屋市南宮町の精道中学校であり、1年生240人が参加した。生徒たちは今後、「友達新聞」を作成する。
授業はインタビュー体験や新聞製作を通し、聞く力や伝える力を身に付けようと企画された。神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。
三好アドバイザーは「『それを好きになった最大の理由は』など突っ込んで質問しよう」と呼びかけ、「具体的に聞く、変化を聞く、比較して聞く」などとアドバイス。実際に教員にインタビューし、記事になるまでの過程も紹介した。
生徒同士のインタビューでは、質問し合いメモを見返しながら記事にした。好きなものや打ち込んでいるものとして、謎解き問題や折り紙、刺しゅう、ラグビー、テニスなどが挙がった。村上凪さん(13)は「友達がバスケットボールを好きだと初めて知った。応援したい」と話していた。=6月19日付神戸新聞朝刊阪神版
[写真説明]記事にまとめるため、同級生にインタビューする生徒たち=芦屋市南宮町
※「わたしの感想NIE」に生徒のみなさんの感想を掲載しています。
日本新聞協会NIEサイトにもリポートが掲載されています。リポートはこちら