神戸新聞アドバイザーが講師に
家族でよく行く飲食店やカフェ、公園、動物園、テーマパーク。児童がそれぞれの「おすすめスポット」を選び、その魅力を新聞にまとめる出前授業が6月16日、神戸市東灘区住吉本町1の甲南小学校であり、4年生59人が参加した。
同校は日本新聞協会のNIE実践指定校。授業では、神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザーが記事の書き方や見出しのつけ方、レイアウトのポイントなどを伝えた。
まず、児童たちは「何を一番書きたいか」を30字でまとめ、発表した。おいしいラーメン屋や焼き肉店、和菓子屋、各地の観光名所、近隣の公園などが次々にあがった。記事の書き方は、5W1Hの中でも「なぜ」「どのように」を大切にする▽一番言いたいことから書き始める「逆三角形」スタイルで書くーなどとアドバイスした。
見出しのつけ方では、「メインの見出しに一番言いたいこと、おすすめスポットをPRする言葉を書こう」と提案。レイアウトでは、トップが大きく見えるよう工夫する▽記事はほどよい量を心がけるーなどと強調した。
[写真㊤]「何を書きたいか」を発表する児童たち=いずれも甲南小学校[写真㊦]タブレット上で新聞をつくる児童たち
※「わたしの感想NIE」に児童のみなさんの感想を掲載しています。
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