教員によるNIE実践

新聞ちぎり絵を展示 姫路・豊富小中学校

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 姫路市立豊富小中学校の川村かおりです。本校の(小学)5年生の掲示板に、子どもたちの力作が並んでいます=写真。これは「新聞ちぎり絵」といって、新聞紙をちぎって貼り合わせることで、絵を完成させるユニークな取り組みです。

 今回、ちぎり絵作家・木村セツさんの表現方法に倣い、新聞紙の新たな可能性を探りました。子どもたちは、色や形、文字の濃淡を巧みに利用し、動物や食べ物、風景など、思い思いのテーマを表現。一枚一枚ちぎった新聞紙が織りなす豊かな表情は、間近で見るとさらに感動的です。

 また、必要な色を探す中で自然と紙面の情報に触れ、世の中の出来事に興味を持ったり、新たな知識を深めたりする機会にもなりました。楽しみながら学びを深めることができた活動でした。

川村かおり(姫路市立豊富小中学校教諭、日本新聞協会NIEアドバイザー)