小学生が互いにインタビューして記事にまとめる出前授業が5月15日、神戸市灘区鶴甲2の鶴甲小学校であり、6年生59人が参加した。同校は日本新聞協会のNIE実践指定校。神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザーから、質問の仕方や文章の書き方を学んだ。
三好アドバイザーは「友達を応援する気持ちで話を聞こう」と呼びかけ、具体的に聞く▽変化を聞く▽比較して聞く―などのポイントを伝えた。登山が趣味という教員にインタビューし、記事にするまでの過程も紹介した。
さあ、インタビュー。児童たちは質問し合い、メモを見返しながら記事にまとめた。好きなものや打ち込んでいるものとして、御朱印集めやドラム演奏、絵を描く、サッカー、卓球、剣道などが挙がった。
三好アドバイザーは自身のインタビュー記事を紹介し、「『人間を書く』ことは記者の楽しみ」と話した。
[写真説明]インタビュー記事を書く児童たち=鶴甲小学校
※「わたしの感想NIE」に児童のみなさんの感想を掲載しています。