ニュース写真をどう撮るかー。撮影のこつを学ぶ出前授業が5月26日、神戸市東灘区住吉本町1の甲南小学校であり、4年生59人が参加した。神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。
同校は日本新聞協会のNIE実践指定校。三好アドバイザーは「1枚の写真が100行の記事より多くの情報を伝えることがある。写真は強い説得力をもつ」と説明した。
伝統行事や季節のスケッチ、事件事故などの報道写真を示しながら、「ニュースの内容によって、アップ(近づいて、ある部分を大きく写す)とルーズ(離れて、広い範囲を写す)のいずれか、またはその両方で撮る」「テーマに沿ったものをいろいろ入れる」「自然光を使う」などのポイントを挙げた。
「さまざまな角度からいろんな写真を撮ってみよう」と呼びかけた。
[写真説明]ニュース写真の撮り方を話し合う児童たち=甲南小学校
※「わたしの感想NIE」に児童のみなさんの感想を掲載しています。