沖縄戦、修学旅行前に学ぶ 神戸・夢野中学校
2026年02月11日
新聞記事を使って太平洋戦争の沖縄戦を学ぶ出前授業が2月6日、神戸市兵庫区鵯越町の夢野中学校であった。神戸新聞報道部の津谷治英編集委員が講師を務め、2年生の100人が平和について考えた=写真。
2年生は沖縄への修学旅行へ向け、平和学習に取り組んでいる。
津谷編集委員は、沖縄戦当時に県知事を務めた神戸市須磨区出身の島田叡(あきら)知事の視点から沖縄戦を解説した。犠牲者は20万を超え、うち半数が民間人で県民の4人に1人が亡くなったと説明。市民を巻き込んだ地上戦の悲惨さを伝えた。
そんな中、島田知事は住民の疎開、食糧確保に奔走。1人でも多くの命を守ろうとしたと紹介した。島田知事と懇意だった沖縄方面根拠地隊司令官だった海軍の大田実中将が、知事に代わって県民の苦労、奮闘をたたえる最終電文を東京に送ったことにも言及。「島田さんは何よりも命が大切だと考えた。多くの命が奪われる戦争は二度と起こしてはいけない」と強調した。
女子生徒は「島田叡さんの信念の強さや、沖縄戦での住民に対する思いを知ることができました」と感想を述べていた。







