阪神・淡路テーマにオンライン授業 長野の小学生、体験談聞く
「阪神・淡路大震災31年」をテーマにしたオンライン授業が2月19日、長野県箕輪町の箕輪東小学校であり、4~5年生46人が参加した。神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザーが大震災当日、神戸・三宮にあった神戸新聞本社で宿直だった体験談を語った。
本紙の震災写真を校内に展示し、事前学習した上で授業に臨んだ。三好アドバイザーは、神戸新聞報道展示室(神戸市中央区東川崎町1)から、ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を使って授業を進めた。
大震災で神戸新聞本社のビルは全壊した。三好アドバイザーは「震度7の瞬間、社屋の窓ガラスが粉々に吹き飛んだ」「偶然起きていて、2階の社会部にいた。6階の宿直室で寝ていたら屋外に放り出された可能性が高い」と振り返った 。
「阪神・淡路など一つ一つの地震災害の記憶と教訓を伝えることと、地震で犠牲になった人たちのことを決して忘れないことが大切」と伝えた。世代交代によって、大規模な自然災害でも記憶の継承が難しくなる「30年限界説」という言葉がある。「みなさんが震災のことを語ることで限界説は乗り越えられる」と話した。
児童たちに、自分と家族、友達の命を守るため何ができるかについて話し合ってもらった。「家具が倒れないよう固定しておく」「すぐ持ち出せるよう、防災グッズを用意しておく」「家族が生き埋めになったとき、近所の人に助けてもらう」「避難所がどこか確認しておく」などの意見が出た。
「長野県も地震が多い。噴火災害もある。一つ一つの災害から教訓を学び、命を守ろう」と呼びかけた。「災害時はフェイクニュースが拡散し被災地を混乱させることも多い」と注意を促した。
[写真㊤]オンラインで阪神・淡路大震災の話を聞く児童たち=いずれも長野県箕輪町東箕輪(いずれも箕輪東小学校提供)[写真㊨㊦]自分や家族、友達の命を守るため何をしたらいいか――。発表する児童
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