新聞づくりや阪神・淡路大震災学ぶ 神戸・樫野台小学校
2026年02月11日
「新聞を知ろう!」をテーマにした出前授業が1月27日、神戸市西区樫野台3の樫野台小学校であった。兵庫県NIE推進協議会の網麻子事務局長が講師を務め、5年生約60人が神戸新聞朝刊を広げ、メモを取りながら聞き入った。
授業の目標は「新聞の特長を学び、活用する」「阪神・淡路大震災について理解を深め、防災に生かす」。網事務局長は、新聞について、記者やデスク、レイアウト担当者、校閲担当者ら多くの人が関わって作るのが特長と説明。「情報のプロがその時点でできる限り事実確認をし、何重もチェックしており、正確」と話し、交流サイト(SNS)と比べてみようと呼びかけた。
1995年の阪神・淡路大震災については、神戸新聞社会部記者として、発生当初から取材に当たった経験を披露。長女を失い心の傷を抱えながらも、懸命に生きる母親ら遺族の思いを紹介した。また、避難生活の疲労や環境変化のストレスから体調が悪化して亡くなる震災関連死(災害関連死)を取材したことを振り返った。能登半島地震では、災害関連死が直接死の2倍以上になっていることに触れ、「災害時にどうすれば、命を守ることができるのか。自分ごととして考えてほしい」と強調した。
参加した女子児童は「災害関連死を知り、改めて震災は怖いと思った。窓ガラスに飛散防止シートを貼ったり、家具の固定をしたりするなど、家族と備えていきたい」と話していた。
[写真説明] 新聞の特長について講演を聞く児童ら=樫野台小学校







