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「新聞」とは 西宮・香櫨園小で出前授業

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 新聞について知る出前授業が1月29日、西宮市中浜町3の香櫨園小学校であり、5年生約140人が参加した。神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。

 三好アドバイザーが伝えたのは、新聞は一覧性があり、同じページを見ていると、関心のないニュースでも見出しが目に入ってきて勉強になる▽新聞は網羅性があり、ページをめくっていくと、関連記事やいろんなニュースを知ることができる――ことだ。

 さらに、写真の重要性を伝えた。グループワークでは、最近の神戸新聞写真ニュースから気になる記事を選んでもらった。写真ニュースは記事がかなり要約されている。何より写真のインパクトが強い。

 まず、写真を見る。次に見出しを読んで、新聞は何を伝えたいのかを考える。三好アドバイザーは「写真は100行の記事に勝ることがある」と話した。児童たちはプロ野球阪神の最速リーグ優勝や米大リーグドジャースの大谷選手が4度目のMVP、大ゴッホ展が神戸で開催などのニュースを選んだ。

 新聞のコラムについても説明した。神戸新聞1面のコラムは「正平調」。戦時下にあるウクライナ出身の大相撲、安青錦(あおにしき)の大関昇進を取り上げた「正平調」(昨年11月26日付)には、シンガーソングライター中島みゆきさんの「麦の唄」の歌詞が登場する。「普段から印象的な歌詞や映画のセリフ、エピソードなどを頭にためておくと、よい文章が書ける」と話した。

 記者の仕事では、全国の家裁で重大少年事件の記録が廃棄されていた問題を紹介し「問題提起し、社会をよくしていくことが大切な仕事」と強調。中東情勢などを説明し「戦争や災害、事件事故など、世の中はしばしば理不尽なことが起こる。子どもたちをはじめ、誰も一人にさせない、寄り添う報道を心がけたい」と話した。

[写真説明]新聞は「歳時記」でもある。冬の寒さをどう表現するか、自身の感じた冬を言葉にして発表する児童=香櫨園小学校

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