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複数の情報源を持とう 高等専修学校神戸セミナーで出前授業

251022160141883.jpg 神戸市中央区下山手通8の高等専修学校神戸セミナーで10月22日、「新聞の特長を知り活用しよう」と題した出前授業があった。兵庫県NIE推進協議会の網麻子事務局長が講師を務め、1~3年生約10人が参加した。

 新聞は記者が取材、デスクが修正し、担当者が紙面をレイアウトする。網事務局長はこの流れを紹介し、「多くの人が関わり、チェックを重ねて作る。TikTok(ティックトック)やユーチューブの動画とは異なる」と説明。新聞の特長について網羅性、一覧性、信頼性を挙げ、「一目で紙面全体が見られるので、眺めるだけで重要なニュースがざっと分かる。裏どりをし記事を書いているため、正確」などと強調した。

 一方、インターネットでは、アルゴリズム(情報を処理する方法)の影響で、好みの情報が届きやすくなり、「情報の偏食」につながると指摘。「新聞やテレビ、書籍など、複数の情報源を持とう。新聞の一覧性を生かし視野を広げよう」と話した。

 授業で生徒らは、新聞を広げ、興味関心のある記事を探した。若くして介護を担う「ヤングケアラー」の記事を選んだ生徒は、「最近よく言葉を聞くようになり、興味があったから」、「スパコン富岳11期連続世界一」の記事を選択した生徒は「神戸にあるスパコンが世界一をとったことに驚いたから」とした。

[写真説明] 新聞の活用について学ぶ生徒ら=高等専修学校神戸セミナー