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新聞を使って視野を広げよう 神戸・和田岬小で出前授業

サイト和田岬小学校.jpg 神戸市兵庫区和田宮通の和田岬小学校で12月3日、「新聞ができるまでと記者の仕事」をテーマにした出前授業があった。兵庫県NIE推進協議会の網麻子事務局長が講師を務め、5年生38人が参加した。

 児童らはまず、新聞クイズに挑戦。朝刊を広げ、定価が書いている所や一番大きい金額を探すため、真剣な表情で新聞をめくった。

 新聞は、記者が取材して原稿を書き、デスクが修正、編集会議で朝刊、夕刊に掲載する記事を決め、担当者がレイアウトして作る。網事務局長は、流れを紹介し、「多くの人が関わって作る。何重も点検し、賛否両論を書いていることが特長。TikTok(ティックトック)やユーチユーブはどうかな」と話し掛けた。ティックトックやユーチユーブは、好みの情報が届きやすくなることも指摘、「新聞を使って視野を広げよう」と強調した。

 また、1995年の阪神・淡路大震災当時、神戸新聞社会部の記者として、震災関連死(災害関連死)について取材した経験を語った。「避難所の劣悪な環境などのため、命を落とした人がたくさんいた。関連死を防ぎたいと取材を重ねた」と振り返り、「災害時にどうすれば命を守ることができるか考えてほしい」と語り掛けた。

 児童らは「新聞はいつからあるのか」「印刷にどのくらいインクを使うの?」などとさまざまな質問をし、新聞への興味を深めた様子だった。

[写真説明] 新聞についての授業をメモを取りながら聞く児童ら=和田岬小学校