トライやる新聞を作ろう 舞子中で出前授業
2025年12月23日
「トライやる・ウィーク新聞を作ろう」をテーマにした出前授業が12月15日、神戸市垂水区狩口台3の舞子中学校であった。兵庫県NIE推進協議会の網麻子事務局長が講師を務め、2年生約160人が参加した。
中学2年の職業体験「トライやる・ウィーク」で、生徒らは11月10日から5日間、病院や幼稚園、消防署、警察署などさまざまな所で活動した。その内容を新聞形式でまとめるのに合わせ、出前授業を依頼した。
トライやる新聞作りについて、網事務局長は「情報を整理するのがポイント」と強調。「1番印象に残ったことを隣の人と話し合い、40字以内でまとめよう。2番目や3番目に伝えたいことも考えよう」と提案した。生徒らは真剣に取り組んでいた。
続いて、記事の基本は▽いつ▽どこで▽誰が▽何を▽なぜ▽どのようにーの「5W1H」で、最初に大切なことを書く「逆三角形スタイル」であることなどを紹介した。
トライやる新聞はB4判の大きさのため、網事務局長は「記事3~4本が必要。視点を変えて、1本ずつテーマを決める。感想コーナーを設けるのもお薦め」などと説明。「事業所のにおい、音、雰囲気なども伝える。働くことの楽しさ、大変さ、やりがいなど、具体的に書くのが大切」と語った。
[写真説明] トライやる・ウィーク新聞作りに向け、講義を聞く生徒ら=舞子中学校







