新聞の特長や読み方学ぶ クラーク記念国際高校の生徒ら
2025年12月16日
クラーク記念国際高校神戸三宮キャンパスの1年生11人と教員が12月12日、神戸市中央区東川崎町1の神戸新聞本社を見学した。生徒らは編集フロアなどを見学後、報道展示室で、「新聞の読み方と新聞ができるまで」と題した講義を受けた。
生徒らは普段から、興味関心のある記事をスクラップし、感想をまとめる「NIEノート」に取り組む。来年春までに、記事をヒントに、「外国人との共生」のためにできることなどについてまとめる。この一環で神戸新聞を訪れた。
講師の兵庫県NIE推進協議会の網麻子事務局長は、記者やデスク、校閲、レイアウト担当者らたくさんの人が新聞作りに関わっていると説明。新聞は裏取り取材し、「何度も点検しているので、正確。賛否両論を聞き、公正を心がけている」と語った。
新聞の読み方については「まず、見出しに目を通す。気になる記事は前文を読む。興味があれば最後まで読む」とポイントを紹介。「大事な記事は保存し、外国人との共生の学習に役立てて」と呼びかけた。
[写真説明] 新聞記事の基本を学ぶ生徒ら=神戸新聞報道展示室







