新聞の読み方を知ろう 神戸・糀台小5年生に出前授業
2025年12月15日
新聞の読み方を学ぶ出前授業が12月15日、神戸市西区糀台3の糀台小学校であり、5年生約60人が参加した。神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。
授業では2025年の締めくくりとして、小学生向けの神戸新聞写真ニュース1年分からイチオシの記事を選んで発表してもらうグループワークを行った。児童たちは坂口志文・大阪大学特任教授と北川進・京都大学特別教授のノーベル賞受賞や、阪神・淡路大震災30年の1・17のつどい、発生から20年を迎えた尼崎JR脱線事故の追悼慰霊式などを挙げた。明るいニュースや暗いニュース、節目となる出来事もたくさんあった1年だった。
三好アドバイザーは「気になるニュースを選んだ理由を話し合い、さらに『ノーベル賞ってどうしたら取れるのだろう』と考えてみよう」と呼びかけた。自分のまわりで起こった身近な出来事からもイチオシニュースを考えてもらった。
ニュースの基本は5W1Hを押さえることだ。児童たちに今月7日、同区内で開かれた「だいこん祭り」の記事を通し、5W1Hの中でも「なぜ」「どのように」がなければ中身が薄いものになることを実感してもらった。さらに「『どちらが』『どのくらい』も記事の大切な要素」と話した。
12月19日には同じ5年生を対象に「阪神・淡路大震災30年 伝える、そして忘れない」と題して出前授業を行う。
[写真説明]ニュースの基本・5W1H+Which・How muchについて説明したスライド スライド.pdf
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