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インタビュー新聞をつくろう 神戸・流通科学大生

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 インタビュー力のアップを目指す講座が9月25日、流通科学大学(神戸市西区)であり、全学部の1年生24人が受講した。公務員を目指す学生向けの演習で、神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。

 三好アドバイザーは「事前に考える質問は『これはぜひ』というものを3つぐらい」「具体的に聞く、変化を聞く、比較して聞く」「『具体的に書く』と正確さが増す」などと助言。インタビュー写真の撮り方では、関連のあるものを背景などに写し込む▽手などの動きを入れるーなどを挙げた。

 実際に教員にインタビューし、記事になるまでの過程も紹介。学生はペアを組んで、自由テーマでインタビューした。各自、新聞をまとめ、10月30日の講座で発表する。

[写真説明]インタビューし合う学生たち=流通科学大学

学生の感想

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 10月30日の講座では各自が自身の書いたインタビュー記事を発表し、三好アドバイザーが講評した。

 それぞれが数分ずつ、取材相手から聞いた特技や趣味、学生生活の印象、将来の夢などをまとめた記事を読み上げ、工夫した点にも触れた。

 インタビュー記事の見出しのつけ方について、三好アドバイザーは、取材したときの印象的だった言葉を見出しにする▽キーワードは何かを考え、見出しにする▽全体の内容を要約して言い換え、見出しにするーなどを挙げた。

 記事の書き方について、生の声を入れる▽話の流れを決め、書き出しを工夫する▽読み手が「続きを読みたい」と思うよう、記事中に意外な発言や記事の核心部分を入れるーなどとアドバイスした。

学生の感想