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夏休みの思い出を新聞に 記事の書き方など学び実践

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児童17人に本紙アドバイザー指導 

 小学生が新聞作りに挑戦する「新聞の研究室」が8月8日、あかし市民図書館(明石市大明石町1)と西部図書館(同市魚住町中尾)であった。小学3~6年の計17人が、夏休みの思い出の写真を持ち寄り、思い思いの紙面に仕上げた。

 神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザーが指導役を務め、記事を書くための基本となる「5W1H」を盛り込むことや、見出しの付け方などを説明。「動物のもふもふとした様子やハイキングをしたときのふくらはぎの痛みのように、細かな要素を書くと『楽しかった』と書くよりも伝わる」と助言した。

 市民図書館では9人が参加し、ボウリングや旅行など、それぞれの思い出の写真を紙に貼り、記事や見出しを書いていった。ドラッグストアでの調剤体験イベントのことを記事にした、神陵台小(神戸市垂水区)3年の原田晴斗さん(9)は「自分の気持ちや大変だったと感じたことを書くように気を付けた。学校で新聞係になりたい」と話した。(谷川直生)=8月13日付明石版

[写真説明]夏休みの思い出を新聞にまとめる児童ら=あかし市民図書館