活動をポスターで紹介 全国71校・団体・新聞社 NIE神戸大会2日目
2025年08月04日
8月1日に最終日を迎えたNIE神戸大会2日目会場の甲南大学岡本キャンパスでは、昨年の京都大会に続いてポスター発表が行われ、北海道から沖縄まで全国各地の71校・団体・新聞社が計77枚を出展した。
阪神・淡路大震災30を迎えて設けた「防災とNIE」コーナーには、「能登半島地震を考える」「中学生『震災伝承新聞』」「報道から振り返る震災学習」など、NIEの取り組みを紹介するポスターが並んだ。
新潟県新発田(しばた)市立東小学校5年の大竹葵さん(11)は昨年、県内最年少の防災士になり、「新聞から広がった防災の輪」をポスターにまとめた。家族3人と会場を訪れ、「同じ防災士の資格をもつ小学生とつながることもできた。これからも防災に関心をもちたい」と発表していた。
日本新聞協会の関口修司・NIEコーディネーターは、朝の時間などに継続して新聞を読む「NIEタイム」を紹介した。(三好正文)
[写真説明]
NIEや新聞の活用について学校などがポスター形式で発表した=1日午前、神戸市東灘区岡本8(撮影・丸山桃奈)