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新聞で学んで 教育現場の活用例をブースで紹介 NIE神戸大会

Z310634000000725 (1).jpg NIE全国大会神戸大会の会場では、全国各地の新聞社や企業などが、教育現場での新聞活用に向けたデジタルサービスなどを紹介するコーナーが設けられた。GIGAスクール構想で小中学生に配備されたデジタル端末を使い、新聞記事を生かした学びを提案した。

 新聞各社は、GIGAスクール構想で配備された端末の有効活用案として、記事のデータベース検索や新聞製作ができるサービスなどを展開する。会場には地方紙や全国紙、企業から14社が出展し、それぞれのサービスを紹介した。

 中国新聞(広島市)は、被爆地の地元紙として全国の平和学習に役立ててもらおうと、被爆80年に合わせ、特設サイト「広島ドキュメント―記録と記憶から伝える」を設けた。当時撮影された写真や、手記、これまで取材した被爆証言などが無料で閲覧できる。

 神戸新聞もスマホやタブレット端末で本格的な新聞を簡単に作ることができるアプリ「ことまど」を紹介した。(児玉芙友)

[写真説明]NIEの取り組みを紹介する新聞社のブース