新聞と新聞記者の仕事を知ろう 神戸・塩屋中
2025年03月21日
新聞と新聞記者の仕事を知ろう―と、3月18日、神戸市垂水区塩屋町大谷の塩屋中学校で出前授業があり、1年生約140人が参加した。神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。
三好アドバイザーは「最近気になったニュースは」と質問。生徒からは、岩手県大船渡市の大規模山林火災や、東京都新宿区の路上で動画のライブ配信をしていた女性が刺され死亡した事件、東京・霞が関の経産省前で街頭演説のため訪れた政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首が切り付けられ、負傷した事件、東京ドームでのプレシーズンゲームで阪神タイガースがドジャースに完勝したニュースーなどが挙がった。
三好アドバイザーは「気になったニュースを詳しく調べよう。みんなが暮らしやすい社会をつくるためニュースを通し、どうすれば社会がよくなるかを考えることが大切」と強調した。
新聞の特長として、記事の一覧性と網羅性を挙げ、「新聞は関心のない話題も目に入ってくるので知識の幅が広がる」「紙面をめくるだけで、さまざまなニュースを知ることができる」と説明した。
記者の仕事については「名刺1枚で誰にでも会え、興味のあることを記事にできるのが楽しい」と話した。
[写真説明]最近気になったニュースについて話し合う生徒たち=塩屋中学校